ツユクサ科
イボクサ
イボクサとは
ツユクサ科の一年生雑草。水田では本田内だけでなく、畦畔の水際や湿った部分で生育する。茎は匍匐して伸長し、節から分枝・発根する。耕起・代かきや草刈り等で茎が切断されると、切断茎から萌芽し再生する。本田内での発生は主に以下の3パターンとなる。
①種子発生:湛水条件下では発芽しないため、乾田直播栽培の乾田期や入水前の圃場での発生に限定される。
②切断茎からの再生:入水前に本田で発生している個体を耕起や代かきですき込みきれなかった場合、切断茎が本田内に定着し再生する。また、節を含む切断茎が畦畔の草刈り等で飛散し、本田内に定着し再生することもある。
③畦畔からの侵入:畦畔の水際や湿った部分で旺盛に繁殖し、その後本田に侵入する。
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