【非農耕地】茨城県つくば市(2023年)
- 対象雑草
- アレチウリ
- 面積
- 6㎡
- 除草剤
- カソロン粒剤4.5、ショートキープ液剤
- 除草剤費
- 約20円/㎡
①除草剤処理1回目(4月2日)
- 状態
- アレチウリ発生前~発生始期
- 除草剤
- カソロン粒剤4.5(12kg/10a)
- コメント
- アレチウリの発生は例年4月上旬から始まるため、アレチウリの発生抑制を目的としてカソロン粒剤4.5を処理した。処理時には、わずかにアレチウリの発生が見られた(画像)。
なお、処理時に発生していたアレチウリは、その後に霜が降りた日があり、カソロン粒剤4.5を処理していない場所(以下、無処理区)も含めて枯死した。
②除草剤処理2回目(5月10日)
- 状態
- アレチウリ発生前(無処理区は発生始期)
- 除草剤
- カソロン粒剤4.5(12kg/10a)
- コメント
- 無処理区ではアレチウリの発生が始まっていた(画像2)が、①の除草剤処理により、カソロン粒剤4.5を処理した場所ではアレチウリの発生は見られなかった(画像1)。1回目処理の残効が概ね切れる処理後30日頃のタイミングで2回目の散布を行った。
画像1...2回目処理時のカソロン粒剤4.5処理区(1回目処理38日後)
画像2...同日の無処理区
③生育期での処理(7月13日)
- 状態
- アレチウリ発生前(無処理区はアレチウリ生育期)
- 除草剤
- ショートキープ液剤(500mL<水量100L>/10a)
- コメント
- ①、②を合わせた除草剤処理により処理区内ではアレチウリの発生はほとんど見られなかった。処理区内で発生した他の雑草の草丈を抑制するためにショートキープ液剤を散布した。なお、草丈2m以下のアレチウリであれば本剤の処理により枯殺することが出来る。
画像1...ショートキープ液剤処理時のカソロン粒剤4.5処理区(2回目処理64日後)
画像2...同日の無処理区
④効果の確認(8月20日)
- 状態
- 発生無し
- 除草剤
- -
- コメント
- 計3回の除草剤散布により、アレチウリの発生が見られなくなった。